こんにちは😊今回は『建築家・内藤廣 赤鬼と青鬼の場外乱闘 in 渋谷』第2弾✨
前回は展示の中にあった渋谷駅周辺の再開発事業について、実際に歩いてみた内容になり…展示へ触れることなく終わってしまったので🤣


会場に入ると出迎えてくれたのは、赤鬼と青鬼🤩この二人は島根県芸術文化センターの展覧会で、建物ができるまでの間には都度悩みや格闘、思考と取り組みがあることを、伝えるツールの一つとして取り入れられたようです。赤鬼と青鬼の自画自賛や葛藤、愚痴など人間味のあるやりとりが作品ごとに繰り広げられていて、最初から最後まで楽しめる展覧会でした✨


この展覧会、赤鬼と青鬼の話はとても面白かったのですが…展覧会の本を購入したらゆっくり読めるなと思った私は、模型と図面に全集中しました🤣
みてください✨美しくないですか❔❔❔内藤廣氏はどの模型や図面をみても、架構が美しいと感じました✨✨✨細かい力学的な部分は全くわかりませんが、ただの構造体ではなく、魅せる構造体という印象でした😍


模型が成り立つということは、構造として実現可能なんだそう(通っていた大学で教授がお話してました)。軸組模型を製作するときには、筋交いやブレースの数、向き、位置などで安定感、強度、ぐらつきなど造りながら感じることが多かったなと思います🙄ここに展示されているものの中にはプロポーザルで建築にいたらなかった案も多くあり、提案の時点での造り込みの完成度に感動です🤩


どの模型をみても本当に美しかったです✨


そして、内藤廣氏の建築は『いろんな愛』が込められているなぁと感じました✨赤鬼と青鬼の掛け合いで内藤氏の頭や心の中を垣間見ることができ、インタビュー動画では建築自体ではなく、その背景や土地柄、人、ご自身の考えを穏やかにお話されていて…✨建築関係の展覧会で初めて感動の涙を流してしまった私です🤣建築とは関係なく、人間的に心へ響くものがありました✨

特に印象に残っているものは、島根県芸術文化センター『グラントワ』です🍁
石見地方の伝統を受け継ぐ石州瓦を外壁や屋根に使用し、全体的にワインレッドのような印象的な建物です。内藤氏が設計の中心においてこだわったという中庭広場は、益田の土地にある歴史という長い時間軸が湧き出てくるような、別の次元の価値が漂ってほしいという想いを表現した場所ということで…グラントワで実際に体感してみたいなぁと思いました🌈
観覧を終えて展覧会の図録をゲットするためにショップへ向かうと…内藤廣氏ご本人がサイン会をされている真っ最中😲❕❕❕

在庫のあった鬼の本をゲットして、サインをいただきました~😍何か一言でも展覧会での感動を言葉にしたい❕と意気込んだもののご本人を目の前にしたら、「よろしくお願いします!」「ありがとうございました!」だけで精いっぱいでした🤣
この日はこの展覧会のために有休をとったのですが、まさかの最上級ご褒美まであって、幸せいっぱいの展覧会日和でした😍職場のデスクにこの本はいつも置いていて、私の宝物です😍赤鬼と青鬼とともにお仕事頑張りたいと思います🤣
それでは次回更新をお楽しみに✨







